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質問
皆さんがこれまでにご覧になった映画の中で、「しがみ付くひと」が印象的な作品を挙げるとしたら何になりますか。私の場合、「実録外伝 大阪電撃作戦」(中島貞夫監督)1976年です。大阪進出を図る広域暴力団の幹部小林旭を暗殺しようとして、防弾ガラスに阻まれた渡瀬恒彦は、走り去ろうとする車にしがみ付きあくまで喰らいつこうとしますが、振り落とされます。このことで、敵側に顔は憶えられるは、保身に走った組長に破門されるはと、ロクな目に合わない渡瀬恒彦が、それでも全くへこたれないのが印象的でした。

回答
「撃つな。そのうち落ちる」ギャングの、カードゲームのいざこざでひとりの男が殺される。死体は近くの港に捨てられ、よくあるやくざのいざこざによる殺人事件、で終わるはず、だった。ところが、身元不明のその男の死体を検視の結果、なにやらバクテリアらしきものが検出される。衛生局のリード博士が呼ばれ調査すると、なんとそのバクテリアは感染性・致死率がべらぼうに高い、あのペスト菌であることが判明した。博士は緊急対策会議を要請、そこで非常事態宣言を発令すべきだと主張するほどの大事件となる。「暗黒の恐怖」http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200603/article_5.html必死の現場、危機意識が薄い上に面倒は御免な無責任な上層部、病原菌の恐ろしさを熟知している学者が対策室にじっとしていられず現場に飛び出し地元刑事に嫌がられたり、豊かなアメリカにやってきた貧しい移民たち・もしくは密入国者たちが捜査に非協力的とか、嗅ぎつけたマスコミが捜査の邪魔をするなど、よくある設定ですがセミ・ドキュメンタリータッチで飽きさせません。舞台がニュー・オーリンズなのでジャズも流れ、場面を盛り上げます。リチャード・ウィドマーク主演、ポール・ダグラスの地元刑事に悪党のウォルター・ジャック・パランス(と当時は名乗っておりました、これがデビュー作だそうな)、ゼロ・モステルと子供のころは「怖い顔・変な顔のひとがいっぱい」としか思えなかった豪華な出演陣、どうしてDVDが出ていないのか。ところで『しがみ付くひと』ですが、件のチンピラを殺したギャングのリーダーブラッキー、事情がわからないもので警察に目をつけられたのは自分の密輸・密売がばれたからと考え、逃げ回ります。ラスト、往生際悪く逃げ切れる訳が無いのに密輸品を載せた船に戻ろうとロープを昇っていくブラッキー。地元の警官が射殺しようと構えたところをリード博士と数々の苦労を共にしてきたウォーレン刑事がそういって止めます。必死でロープにしがみつくも力尽きて海に落っこちるブラッキー。落ちる寸前のジャック・パランスの顔がいかにも無念そうでした。メル・ギブソンがリメイクするとかきいたのですがどうなったのでしょう。

出典:Yahoo!知恵袋

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